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2009年5月12日火曜日

ニンニクの減農薬栽培

「ニンニクの栽培記録」  花や野菜の紹介
「ニンニク」の栽培記録ー(その1)
   「『キャラウエイ』さんへの答え」

1 はじめに
 はじめにお断りしておきますが、「本来の栽培の仕方とかなり異なリ『手抜き』して」おります。
 手抜きしているところは、
 「除草剤」を使わずに、「雑草」は手で抜いていること。
 また、「病害虫」の防除のための「農薬」は「春に1回」しか掛けていないこと。
 などです。

 ちなみに、正しい「栽培法」では、「植え付け」の際に「除草剤」を使い「雑草」の発育を「抑制」します。
 また、「春」になりますと「春腐れ」、「さび病」、「害虫」の予防のために「3月」から「6月」まで「農薬」を変えながら、「3月に1回」、「4月から6月までは、月に2回か3回」も散布するようになっています。
 私の「栽培法」は、「手抜き」が多く、余り参考にならないかも知れません。
***
 なお、各県には、「農業の技術指針」があると思います。気候も違いますから「農業改良普及所」、「農協」などに問い合わせて見るのが、もっとも妥当な方法と思います。
 
 参考までに、私の「農薬」の使用は、
  「種子の消毒」の際に使用。
  「春」になって「さび病の予防」のために「1回」だけ使用。
 以上の通りとなっています。
 
 その結果ですが、収穫が近くなって「さび病」が少しだけ発生しました。生育には影響の無い時期であり、そのまま放置しました。

 そのほかに、春になっての「腐れ(欠株となる)」が発生しています。全く新しい「圃場」でも出ますから、「種子」由来のように思えます。

 なお、「種子の消毒」は「キッチリ」やります。
 ただし、健康のため「マスク」などの防護具はしっかりしてください。

2 種子の入手
 農協を通して購入しています。
 種子の産地は「青森県田子町」。
 「品種」は「ニューホワイト6片」です。
 「規格」は、何故か「ALが8キロ」、「AMが2キロ」となっていました。
 (手違いにより、注文が遅れたためと思います)

 今年はすでに、申し込みが終わっております。
 また、一般の「タネや」さんでも取り扱いをしていると思います。

 早めにどうぞ。

3 圃場作り
 ①「圃場」は「植え付け」の「1ヶ月」前から行いました。
 「堆肥」の散布は、『良く腐熟』したものを「4トン/10a」与えて耕します。
 なお、生の堆肥は「病気」の心配があります。使用しないほうがいいと思います。
 私は、「町のコンポスト」を使っています。

 ②次いで、「植え付け」の「10日前」には、「土壌改良材」を、また、「化成肥料」の順に「投入」し耕します。

  使用した肥料(10a当たりの量)は、
 成分で(N,25.9)、(P,26.3)、(K,25.9)とのことです。

 「ニンニク専用化成」    110キロ
  (野菜用のものもあります)

 「苦土重焼燐」   20キロ

 「石灰類」        160キロ
 (有機系のものもあります)

 「野菜追肥用」       70キロ
 「その他、微量要素」    40キロ
 (苦土、各種ミネラル分)
        
 *「農業改良普及所」、「農協」には、これより「詳細」な「ニンニク植え付け指導資料」があると思います。
 「資料」の提供を受けることをお勧めいたします。
 「ニンニク栽培」の「腕」が「イッキ」にあがります。

4 マルチ
 4条マルチ 黒;3417を使用。
 幅 135cm 厚さ 0.02mm 株間 17cm 条間25cm。
 高畝栽培としました。

5 種子消毒
 「販売店」などから「使用できる薬剤」を「確認」して「使用」してください。
 また、健康のため、薬品の取り扱いに注意のこと。
 岩手では「サイトニン」、「アクテリック乳剤」、「ベンレート水和剤」が使用できます。
 「イモグサレ線虫、黒腐菌核病,ネギアザミウマ,チュウリップサビ」が対象になります。

6 植え付け 
 「岩手県紫波郡」は「10月10日から10月20日」まで。
 私は「10月20日」に植え付けしております。
 なお、植え付けの「深さ」に注意してください。

7 除草剤
 県によって、「使用」出来る「薬剤」が違っているかもしれません。
 「販売店」などから確認してください。
 岩手では「ゴーゴーサン粒」が使用できますが、私は使わなかったです。
 もっぱら「手抜き」をしました。

8 終わりに
 詳細についてお知らせするつもりでしたが、「薬剤の使用基準」など、誤ってお知らせしてはと思い、「私の事例」としてお知らせします。
 「舌足らず」で申し訳ございません。

 県には「農業改良普及所」などがあります。その情報が「一番正しい」と思います。
 遠慮せずに「ご利用」をお勧めいたします。

 なお、「そのー1」としたのは、次回は、「春から収穫」までの「病虫害」の発生から、「種子の選抜」、「市況」などをお知らせしたいと思います。



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