にんにく栽培
にんにくはスーパーや八百屋さんで購入する物と思われていますが、実は家庭菜園でも簡単に、育てられるのです。
品種によって多少異なりますが、秋に皮を剥いた1片を植えつけると約2週間で発芽します。
冬の寒さを過ごした後、日が長くなると急速に成長し、4~5月頃とう立ちして花が咲きますが、この花を摘み取って球根を大きくし茎や葉が枯れて来た所で収穫します。
植え付けに使うにんにくは種苗店で扱っている物の方が適しています。
品種は大きく分けると暖地系と寒地系があり、植える土地の気候に合ったものを選ぶと良いでしょう。
大きく膨らんでみずみずしい物が良い種子球です。この他に、保存している間になんとなく芽や根が出てきてしまったにんにくを捨てずにただ土に植えるだけで、芽が伸びて来ますので、薬味等に使用できます。
[にんにく栽培方法]
種球の種類ですが、寒冷地はホワイト6片、温暖地は上州産などが適しています。
植える時期は9月下旬から10月上旬頃が適していて、植える1週間程前に石灰をまいて土を耕しておき、堆肥と化学肥料を施し、床作りをしておきます。
球根を1片ずつに分けて深さ3cm程度で、間隔は10cm位あけて、芽の方を上に向けて垂直に植え付けます。
2週間程で発芽しますので、一つの種球から2芽以上発芽したものは、一番元気な芽だけを残して取り去ります。
12月と2月頃追肥をしておき冬を過ごします。
4~5月頃とう立ちして花がさきますが、房や茎を太らせる為に早めに摘み取ります。
6~7月頃になると葉が枯れ始めるので天気の良い日に掘り起こし、葉を束ねて風通しの良い場所につるして乾燥させます。
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