ブログランキングに参加しています。応援よろしくお願いします! ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村 環境ブログ 有機・オーガニックへ

2009年9月29日火曜日

体験農業「我田引水」、公募せず幹部家族に委託…大阪・和泉 : ニュース : 関西発 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

こんなことをしていれば、農業に対する期待は裏切られる。
ただでさえ、まじめにやっていてもたいへんなのに。


体験農業「我田引水」、公募せず幹部家族に委託…大阪・和泉
in ニュース : 関西発 : YOMIURI ONLINE(読売新聞

大阪府和泉市の農政監(55)(4月1日付で異動)が2008年度までの2年間に、小学生に田植えや野菜作りを教える市と府の補助事業で、公募もせずに実父(83)と長男(22)を「協力農家」などに選任し、委託料名目の謝礼として計約60万円を交付していたことがわかった。井坂善行市長は「職務や地位を私的利益のために用いたとの疑惑を招く行為」として、3月31日付で農政監を厳重注意処分とした。農政監は市農政部門のトップで部長級。

市民の通報で市倫理委員会が調査し、市に報告した。

倫理委などによると、農政監は07、08年度、小学生に田植えや稲刈りを教える「学校教育田事業」の協力農家に実父を選任し、両年度の野菜作りを教える「育てて食べよう野菜ばりばり推進事業」の栽培指導員に大学生の長男を選んでいた。

実際の指導は、農政監が公務時間中、自宅近くの田畑まで出向いて実施。教育田事業で年約10万円、野菜事業で年約20万円の委託料が、指導や農地管理のためとして支払われていた。

倫理委の調査に農政監は「手作業の田植えが行われなくなり協力してくれる農家がなく、担当課から強い要請があり引き受けた」などと釈明したという。

市は今年度から、協力農家などの選定を公募に改める。

今回の処分について、市議の1人は「厳重注意は軽すぎる。訓告とか、戒告のように給与面にはね返る処分にするのが人事の常識だ」と批判している。

これはやりすぎ。見せしめだけで十分。

(2009年4月3日 読売新聞)


0 件のコメント: