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2009年11月16日月曜日

無農薬米:人吉産PR、販路開拓とブランド化狙う 美術館売店や家具店で販売

ポイント:
食品を食品として販売すれば、それなりの値段で落ち着いてしまう。
それを、文化にする努力の一例。

無農薬米:人吉産PR、販路開拓とブランド化狙う 美術館売店や家具店で販売
in /熊本 - 毎日jp(毎日新聞)

 人吉市は、東京の販売促進会社「エムエイチユニット」(森博社長)などと協力し、30日からアイガモ農法による市内産無農薬米の全国発売を始める。米の販売実績がない国立新美術館(東京)など美術館の売店や家具・インテリア品を主力とする約60店で販売し、販路開拓と人吉産米のブランド化を狙う。

同社などが取り組む食品ブランド「800for eats」の一つ。市内の農家22戸が08年から生産するアイガモ農法による無農薬米「ヒノヒカリ」を使い「霧降る里のひかり米」として発売する。JA球磨から米を仕入れ、3合精米で1150円(税込み)、玄米は1050円(同)。外装は専門書のような箱型で白を基調としたシンプルなデザイン。裏には「もっちりとした食感」「味の濃いおかずと食べる昼食、和洋食向き」など「お勧めの食べ方」を提案し、商品の差別化を図るという。

同じ米は人吉市内のJA直売所で「医食同源ひとよし米」として2キロ・1200円で発売している。新商品は4倍以上の価格だが、同ブランドに取り組む奥村文絵さん(38)は「店舗で家具や食器などのそばに『価値あるブランド米』を並べることで、顧客に新しい生活の提案をしたい」と話している。【高橋克哉】


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