興和、有機栽培綿の販路拡大 3月、衣料品をOEM供給
in NikkeiNet
繊維商社の興和(名古屋市)はオーガニックコットン(有機栽培綿)の販路開拓に乗り出す。3月からアパレルメーカーに有機栽培綿を使用した衣料品をOEM(相手先ブランドでの生産)供給する。中国製の衣服から有害物質が検出された問題などから消費者の衣料品に対する安全意識が高まっている。興和は環境配慮という付加価値をつけた商品を売り込み、業績拡大につなげる。
新たに売り出す衣料品には、3年以上、化学農薬や化学肥料を使用しない畑で栽培され、国際認証検査に合格した綿花を使用。3月からアパレルメーカーに販売する。有機栽培綿を70%以上使用した「テネリータプレミアムオーガニック」と50%以上使用した「テネリータナチュラル」の2種類を用意する。
アパレルメーカーから製品注文を受け付け、興和が綿花の素材調達から製品加工まで請け負う。商品には品質と安全性の証明として「テネリータ」ブランドの商品タグを付ける。
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