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2009年3月13日金曜日

飼料作物の乾燥機に関する研究 (第2報) : 多段落下式乾燥機による牧草の乾燥

CiNii - 飼料作物の乾燥機に関する研究 (第2報) : 多段落下式乾燥機による牧草の乾燥
in 国立情報学研究所 論文情報ナビゲータ
"収録誌
神戸大学農学部研究報告
The science reports of Faculty of Agriculture, Kobe University
Vol.11, No.2(19750000) pp. 279-285
神戸大学 ISSN:04522370
書誌情報
飼料作物の乾燥機に関する研究 (第2報) : 多段落下式乾燥機による牧草の乾燥
Studies on the Drying Machine of Forage and Grain (Part 2) : Drying of Pasture Plants by Multi-Layer Passing Type Dryer
山下 律也 1 松井 範義 2
Yamashita Ritsuya 1 Matsui Noriyoshi 2
1神戸大学農学部農産機械学研究室 2神戸大学農学部附属農場
抄録

刈取り直後の牧草は高水分でしかも容量が大きいので, 能率的な機械乾燥が難しいとされている。本実験は高温で乾かし, 風量をできるだけ多くとることによって能率を高め, かつ排気熱損失を最小限にすることをねらった研究である。このため多段落下型乾燥機を試作し実用化についての検討を行なった。1) 各層から落下させる時, 凹凸が生じると乾きむらや排気熱損失が大きくなるので, 落下機構について考える必要がある。2) 均等に落下せしめる方法として落下補助棒をシャッターに使用したところ完全に落下させることができた。3) 高水分材料に対する風量水分比は0.64m^3/sec・kgを採用しても熱損失は生じない。また見かけの平均風速は0.5m/sec以下におさえる必要がある。4) 6.5m^2の多段落下型乾燥機の能率は含水比300%(W.B.75%)の材料を使用した時約400kg/hrである。また天日乾燥した含水比100%のものは1.5倍(乾後材料で3倍)の能率にすることができる。"



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