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2009年2月9日月曜日

自然農薬-草木灰、牛乳、食用油、洗剤、米ぬか、アセビ団子

自然農薬
in kcyの家庭菜園

 自然農薬の活用
kcy家庭菜園では化学農薬を使わなず、自然の生態系を生かした、安全でおいしい野菜を作りたいと思っています。調べて見ますと、昔から伝統的に言い伝えられているたくさんの「自然農薬」がたくさんあります。 古くからの使われてきた先人たちの知恵に驚かされます。
自然の農薬は有機質なので、散布してもやがて分解を始めて、無機質に変わり無害な状態になって植物に吸収されていきます。
自然農薬の多くは緩効性であり、生態系を大切に考える自然と協調する手法です。実際に永年実践してこられた自然農薬の先達古賀綱行先生は著書の中で「80%の防除でよしとしましょう。100%をめざしたら自然の秩序を狂わせてしまうから」と強調していらっしゃいます。この自然な考え方を大切にしましょう。

自分で作る自然農薬

草木灰
[効果]病害虫全般・特にウドンコ病、モザイク病、フハイ病、直接散布でカタツムリ
[使い方]夕方に葉面散布
・葉の表面がアルカリ性となって、病原菌がよりつかない、臭いを嫌って虫が卵を産みつけない。
・白菜などに1週間おきに朝露のあるうちに2回葉面散布すると、葉がしまり葉の表面の水分でアルカリ性の膜ができ、病原菌や、虫がよりつかない。
・雨が降れば根元に流れ、表面の酸性を中和し、吸収しやすいカリ分となる。
・草木灰はやりすぎても害はない。
・アルカリ性が強いが、科学的なアルカリと違って土に与える影響は少なく、植物にダメージを与えにくい。雨で可溶化されカリ分が供給される。
[品質]紙や草などの混合で白黒が混ざっているものがよい、とされる。葉面散布はフルイをかけて細かいものを使用する。
[情報]アブラムシ害虫に散布したところ、よく効いたとの情報がよせられています。

米 酢
[効果]ウドンコ病、モザイク病、フハイ病、ナンブ病
葉の細胞が強くなり病害虫に強くなる。
土中に染み込むと根が太るので養分の吸い上げがよくなり、活力がつく。
[使い方]葉面にしたたるくらいの散布
小松菜、ほうれんそう、春菊のような軟弱野菜には、50倍に薄めた液を5日おきに2回かける。
キャベツ、白菜などには収穫の20日前頃に25倍の濃い液を葉面散布すると、ナンブ病などの腐敗が少なくなる。
根菜類には25倍液を収穫前や、気温が10度以下に下がる越冬前に散布する。
大根の葉面散布は、夏大根ではナンブ病が少なくなり、越冬大根は寒さに強くなる。
[作り方]種類は米の醸造酢に限ります。
食酢20mlに水1リットル=50倍液 (食酢40mlに水1リットル=25倍液)石鹸5グラムを振り混ぜる。


牛 乳
[効果]アブラムシ、ダニ類
[使い方]午前中の葉が乾いているときに葉面散布。
牛乳が乾燥するときの縮む力でアブラムシが圧縮され窒息死する。
薄めないでそのまま散布します。賞味期限の過ぎた牛乳でも効果は同じ。

食用油
[効果]アブラムシ、ダニ類
[使い方]午前中の葉が乾いているときに葉面散布
[材料と作り方]水1リットルに、食用油を30ミリリットルを加え、せっけんを10ミリリットル入れて、よくふり混ぜればきあがりです。

にんにく木酢液
[効果]アブラムシ、ダニ類
[使い方]午前中の葉が乾いているときに葉面散布。月に2~3回。
[材料と作り方]木酢液水1リットルに、薄皮を取ったにんにく200gを入れます。そのまま約3か月寝かせればできあがりです。使用するときに1000倍に希釈して晴れた日に散布します。
洗 剤
[効果]アブラムシ、ダニ類
洗剤液が乾燥するとアブラムシが呼吸できなくなり窒息死する。
[使い方]午前中の葉が乾いているときに葉面散布。
[材料と作り方]家庭用食器洗い用洗剤、または粉石けんでおおよそ1000倍の希釈液をつくります。

米ぬか
[効果]ネキリ虫、ハリガネ虫を誘引
[使い方]土の下10センチメートルに米ぬかを一握り入れて土をかぶせておき、米ぬかの甘い匂いに集まってきたネキリ虫などを、1週間後に土と一緒に掘り上げて焼却する。
米ぬかを埋めたところには、目印の棒などを立てておくこと。

アセビ液
[効果]アオムシ、ハスモンヨトウムシ、ハモグリバエ、オケラ
[使い方]葉の裏表に散布すればたいがいの害虫に大きな効果があります。
[材料と作り方]
・あしび(あせびともいう馬酔木)の葉を使います。
・アシビの葉を一握りと水1.8リットルを5分間沸騰させてから冷ます。これを布で濾してから石けん10グラムを溶かします。
・アシビは葉の生が強力ですが、乾燥させてビニール袋で保存しておいてもよい。
・1アールで生葉100グラムが1年分のめやすになります。

アセビ団子
[効果]ネキリムシによく効く。
[使い方]野菜の根元におく。
土中の害虫はイチコロ。米ぬかの甘い匂いに誘われて食べて死ぬ。
[材料と作り方]アセビ液に米ぬかを入れ、ドロドロにして、つなぎに小麦粉を多少混ぜて団子にする。天日に3日ほど干して出来上がり。5ヶ月位有効ですが、早く使うほど効果が大きい。"


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