ポイント:
前回お知らせしたダイズ栽培法の続き。
大豆 栽培ホームページ (近畿中国四国地域版)
・機械化適性
栽培性に関しては,莢は熟しているのに茎葉がいつまでも青々していて収穫できない(莢先熟),収穫前に莢がはじけて実が落ちてしまう(裂 莢),地面から一番下の莢までの高さ(最下着莢高)が低いために刈り残しが発生する,などの点を改善することが育種上重要な課題です.また当地域の大豆は ほとんどが水田転換畑で栽培されているため,湿害が大きな問題となっており,立枯性病害も発生しています.生育を旺盛にし収量を高めるためには地力が重要 であり,施肥の効果は判然としていませんが,地力の向上は一朝一夕にはできないので,施肥技術の確立も求められています.
大豆のコンバイン収穫マニュアル
http://www.maff.go.jp/work/combime/INDEX.html
・不耕起 栽培
近畿中国四国地方では6月下旬から7月上旬は降水量が多く,梅雨明け後の播種では生育量が確保できず多収は望めませんので,6月中旬が播 種適期となります.天候が不順でも適期に播種するためには不耕起播種が有効ですので,不耕起播種機の開発に加えて不耕起栽培向きの品種開発も必要となりま す.収穫は麦の播種期(11月中旬)の前に行う必要がありますが,開花成熟が早ければ早いほど高 温・多雨下で登熟することになり,品質が低下しやすくなります.品質と収量の安定性を低下させずに収穫時期を早めることも重要な課題となります.
中耕ロータリを利用した大豆のトリプルカット不耕起播種機(近農研、平成14年度成果情報)
http://www.naro.affrc.go.jp/top/seika/2002/kinki/ki028.html
もっと 詳しく知りたい!
大豆の不耕起播種技術マニュアル
http://www.kanbou.maff.go.jp/www/gichou/agrokey/notillsoy/notillsoy.htm
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